■活動日・時間 2022年6月16日(木) 19:30~20:30
■活動形態 オンライン活動
■参加者 計11名
◎文さんによるp4ⅽHIについての講話
『philosophy for children Hawai’i と わたし』
〇文さんのp4cHI経験について
☆p4cHIの経験により、自分らしさを取り戻すことができた
他者評価ではなく、自分の感情や感覚に正直に生きることができるようになった
・p4cHIとの出会い
・p4cHIに関する研究
「宮城県の先生方のp4cHIに関する認識と経験」
→p4cは教育プログラムではなく、先生の考え方やアプローチの仕方、
文化などによる流動的なもの
〇p4cHIの4本柱
・COMMUNITY
…Intellectual Safety(知的安心安全)
「全てのコミュニティメンバーは、他のメンバーの気持ちや考えを尊 重する限り、どんな問いや質問、考えでも、自由に発言することが できる」
→対話に参加する人全員が自分の考えを伝えられる環境が大切!
・INQUIRY
…コミュニティの発達
・Beginning Community:ファシリテーターが主導でルールを守り、 探究者のお手本になる
・Emerging Community:参加者、生徒たちが探究の対話を内面化し ていく過程
・Mature Community:先生と生徒が共同探究者
・PHILOSOHPY
…一人ひとりの率直な疑問から対話が始まる
→自分が本当は何を考えたいのかに向き合うことができる
・REFRECTION
…振り返り=対話と自分との関係性づくり
→他者の声を聴いた後で自分と対話することにより、意味のある対話へ の再構築する
☆Philosopher’s Pedagogy(哲学者の教育学)
・教科書と自分の考えを結び付け深い学びを行う
・教師と生徒が共同して学習する
・子どもたちの不思議・探究心を授業の出発点にする
・教室での対話を活発に行う
・教師自身が自分の生き方を吟味しながら生きる
・評価方法を見直す
Q.試験などの数値基準以外にどのような評価方法がある?
→子どもたち自身に文章で、何を学び考え理解したのかを書いてもらい、 彼らで振り返りを行ってもらう
〇p4cとは
・p4cは他者の声に耳を傾け、全ての発言をとことん聴き対話する活動
→進度が遅くなるのは当然!
・その対話・コミュニティに参加する全ての人が安心して参加できる環境をつくることが最も大切
→ボールなどの道具は、使いにくいようなら使わなくてもp4cは成立する
Copyright© 宮城教育大学 上廣倫理教育アカデミー All Rights Reserved.