Pすく~る活動報告

Pすく~る授業づくりプロジェクト①活動報告

■日時
 10月17日(月)5限 参加者 8名
 10月27日(木)2限 参加者 2名


■講師
 髙橋 隆子 先生


■内容

(1)講話

 「Pすく~る 授業づくりに挑戦 小学校 3年生 道徳でp4c 授業プラン」

 ・道徳という教科について

 ・「探求の対話(p4c)」を活用した授業の流れ

  プレーンバニラと授業に取り入れるp4cの違い 

 事前学習と本時学習の組み合わせの事例

 

(2)演習

 ・教材の読み合わせと確認

 ・授業のづくりの実際(問いを立てる 掘り下げの問いを考える)

 


■感想

今回参加して思ったことは, ねらいがあるp4cは, いつも活動で行っているp4cとは違いがあって面白いということです。道徳教材で教えたい価値項目がありそれを考えさせて終わるだけではなくねらいをどう気かせどう達成するかが難しいと思いました。前段階でどう発言してどう思考の流れを子供たちに導くかも大切だと思います。

 

プレーンバニラをただ授業として行うのではなくしっかりねらいに沿った問いのもとp4cを行うことが重要だと知ることができました。次回も楽しみにしております。

 

授業にp4cを取り入れるときのイメージを少しでも明確にできた気がします。

 

今回授業づくりに参加してみて普段Pすく~るで行っているプレーンバニラと授業におけるp4の違いを実感しました。プレーンバニラでは各自の意見を自由に話し話題を掘り下げていくことができます。しかし授業においては扱う単元ごとに目標があるため教師が脱線しないよう配慮しながら,対話を深めていかなければなりません。そういった面でp4の授業活用の難しさを感じました。

 

普段の活動では考えることを楽しむという目的でp4cをしていると思います。しかしp4cを活用する授業では考えることも楽しみながら教材に合わせたねらいも達成できるようにp4cを行わなければなりません。そのためねらいが達成できるように問いを考えて導いていくことが必要であり授業をつくることが難しいと感じました。

 

教育実習で道徳の授業観察も行いましたが自分が道徳の授業の授業をするとなったらどういうよう展開していけばよいかのイメージが持てていませんでした。そのため今回は実際に道徳の授業づくりを体験させていただき授業づくりのイメージを持つことができ非常に勉強になりました。p4cを道徳の授業に取り入れることで子どもたち自身に話し合うテーマを考えさせることから教員の一方的な価値の押し付けになりにくいという側面もあるのではないかと感じました。

 

p4cを使った授業は普段のp4cのようにファシリテーターが聞きたいことをただ聞いていくだけでなくきちんと授業のねらいを持った上で活用していくことが重要だと分かりました。

 

道徳以外の授業でp4cをすることを目的とするのではなくくまで授業を進める上での手段として用いるにはどうすればいいのか考えるきっかけにもなりました。

 

授業でp4cを活用する場合は普段のPすく~るの活動で行っているようなテーマに縛られずに対話の内容を広げても良いというp4cではなくねらい達成に向けてp4cを行うことを意識して授業づくりをするということの大切さを学ばせていただきました。子どもたちの出した問いの中からねらいに合う問いを選ぶことや事前学習で授業のテーマについての自分の考えを子どもから引き出せるよう工夫する必要がある等,難しさを感じつつもp4cの奥深さに改めて気くことができました。またp4cだからこそ子ども自身が教材文を解釈するだけにとどまらずに子どもたち自身の力でそれを飛び越えてねらいを達成することができるのではないかと思いました。

 

道徳という難しい授業をどうやってつくればよいのか学ぶことができました。

 

p4cを授業で用いる際は子供たちの反応は見つつも授業のねらいに合わせて問いを選んでいくことが大切だということを学びました。その難しさも感じましたがいつものp4cとは違うやりがいがありそうだと思いました。

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