p4cみやぎ「p4cだより」no.60
令和7年10月8日
p4cみやぎ9月研修会報告
2025年度 第3回 p4c みやぎオンライン研修会
酷暑の夏から少しずつ秋の気配を感じる季節になりました。9 月24 日(水)に、23 名の皆様をお迎えし、第3 回p4c みやぎオンライン研修会を実施いたしました。
今回は、「『p4c を実施してみての悩み』や『p4c を始める上での不安』」をテーマとして、事前に皆様からお寄せいただいた問いの中から最初の問い
【各グループの対話】
〈1グループ〉
問い1:自分事として子供に自分の考えを話させる方法について
〇道徳の授業では、取り扱う価値に関するアンケートで子供の考えをつかみ、教師が例として3つの問いを作り、それをもとに問いを作る練習をさせている。
〇朝の時間に3~4 人グループでミニp4c を行って対話の練習をさせている。
問い2:考えを深めたり広げたりする方法について
〇始めの問いから様々な問いが発生して広がることがあるが、結局は最初の問いに戻ってくる。
〇p4c は、まとまらず広がってもよいと考えている。
〇内容項目からずれないようにテーマを投げかけて問いを作り、最後に「変わったところは何だろう」とまとめるようにしている。
〈2グループ〉
問い1:p4c において、発言回数に差が出ること、考えを深めること、実施時間や回数などについて
〇発言回数が少なくても振り返りの様子などを見取り、価値付ける。先生が見ていると感じさせ、話せない子も見捨てない。話せない子の問いも大切にする。様々な参加の仕方がある。
〇朝や休み時間、隙間の時間の活用も有効である。
〇p4c の考え方や経験の積み重ねが大事ではないか。
問い2:良い問いとは何か?
〇そもそも問いに良い、悪いはない。
〇子どもたちが話したい問いについて、子ども主体で対話を進めることが大事であろう。
〇子どもの考える力を養う上でWRITEC は有効である。
〇「ワンダーボックス」や「WRITEC の効果的な活用」「問いが問いを呼ぶようなファシリテートの仕方」などを学んでいきたい。
【終了後にお寄せいただいた御意見・御感想】(抜粋)
〇p4c を実践していく中でぶつかる壁や不安になる点は共通なのだなと感じました。参加者の皆さんと悩みを共有した上で、様々な工夫や実践例を伺うことができ、深い学びになりました。
〇「悩み共有」の企画は、とても良かったと思います。各先生方がそれぞれ工夫していることを知ることができて、また、資料や道具を教えてもらえて、とても有意義でした。
〇そもそも問いに良いも悪いもないことや、問いを基に別の問いを立てること等、様々な考えに触れることができて、本日の対話自体がp4c のもたらす多様性だなと再認識しました。
〇p4c の形にこだわらず、p4c の考え方を取り入れた活動を短時間であっても取り入れていくことは大切だと感じました。「p4c は子ども主体の活動」であることから、問いも子どもから出たものであることや、最初は稚拙な問いであっても回数を重ねていくうちに洗練されていくこと、子どもたち自身も話してみたい問いを選択することなど子どもたちの力を信じて気長にやっていこうと思います。
〇可能であれば、さらに少人数グループでじっくり話し合い、共有するときにさらに深められていく体験を重ねていきたいです。
☆研修会終了後に皆様からお寄せいただいた御意見・御感想は、今後の運営の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
宮城教育大学上廣倫理教育アカデミー
AcademyTopic
8 月23 日(土)に「探究の対話(p4c)実践発表会」を開催いたしました。県内外から140 名の皆様に御参加いただきました。「ウェルビーイングの向上と『探究の対話(p4c)』~教育活動における対話の意味~」と題した新潟大学佐渡自然共生科学センター教授豊田光世氏によるキーノートスピーチや3つの部会に分かれての話題提供など、今後のp4c の実践に向けて、示唆に富む内容ばかりでした。
詳細につきましては、報告書としてまとめます。
皆様の御協力に心より感謝申し上げます。










