Pすく~る活動報告

ハワイ大学記録

■活動日・時間 2022年12月11日 9:00~10:30


■活動形態 オンライン


■参加者

ハワイ大 5名
宮教大  7名
高校生  2名

計14名


・名前・配属・コミュニティボールについて話してアイスブレイク

・今回のp4cのテーマ:「私とp4c」

?みんなのはてな?

p4cの楽しいところは?

Why is the school curriculum so rarely philosophical?

p4cで目標はありますか?

・安心で楽しい対話ってなんだろう?

p4cの「childrenにはどんな意味が込められているのだろうか?

p4cは何をもたらすのだろうか?

p4cをして自分は変わったところはありますか?

・なぜ日常生活の中で哲学対話をするのが難しいのだろうか?!

p4cの否定しないと意見の違いを述べることのちがいは何か?

d)今日は、みんなが出してくれた「はてな」から自分が興味があることを述べる形にしよう。

 

a)否定とちがいを言うという質問に対して、ハワイは日本とちょっと違う。特に日常生活の場面だと、内容とか、意見たかによって変わってくると思う。正解があるわけではないから気になる。

 

b)自分の答えでてない。ほかの人の答えを知りたい。疑問を持ったきっかけは、以前p4cって何だろうって気になり、探していたらp4cとは相手の考えを否定しないと書いてあった。意見の違いは出てくると思う。その否定しないと違うということの違いは何だろうと気になった。

 

d)aさんの発言から違う意見を言う時って内容によって変わる。
例えば最強のポケモンはなんだ?というとき子供同士違う、これは否定していない。けれど、友情のテーマの時の対話の時に、違う(反対)意見を否定されたと思ってしまうことある。

 

e)最近”否定しない”が独り歩きしているように感じる。相手を傷つけない言葉を言わない、”人格を”否定しないということであって、ちがいを言うことはいいことだと思う。

 

a)難しいことって、反対意見を述べる人より述べられた側だと思う。「私は○○だと思う。」は呼びかけの応答であるから、それを述べられた側がどう受け取るか、、、すべての場でセーフティの確率は難しい状況。人格を否定しない、ルールをしっかりどのコミュニケーションの場でもあればいいのに、、日本だととくに、私が悪いって自分勝手に思う時があるから。

 

c)コミュニティのセーフティが関わってくるんじゃない。Dr.ベンが内容によってと言っていたけれど、あんまり内容によらないと思う。セーフティがあるとポケモンの話も好きとか嫌いとか言いやすい。セーフティがあると人格を否定しないという前提のもとに行うから、受け入れやすいし、話しやすい。

 

d)考えが深まってきてるんだけど、他の問いでもいいんだよ

 

fp4cで得られるものは?という問いがあると思うんだけれど、それはこの問いの否定しないにつながっていると思う。私はp4cを通して自信を持つようになった。それまで弱いメンタルで、好きなポケモンをかわいくないって言われて、悲しいと感じて、言わなきゃ良かったと思う時があった。p4cを知って、自分の意見に必ず責任を持たなくてもいいんだと考えが変わった。意見が変わることに対して、恥ではなくいいことだと捉えることができた。例えば、あるハワイの先生はみんなからいじられる。私だったら、はぐらかす場面でも、私が傷つくから言わないでっていう。相手に直接言うって、セーフティがないと結構ハードなことだけれどセーフティががあるからいえるのかなと思う。

 

g)私は、p4cを通して相手の話を聞く力が身についたと思う。ルールを知るまでは、この人とは合わないなと思ったらすぐはなられていたんだけれど、p4cを通して相手の話を聞く、すべてを尊重するということを繰り返すうちに、いろんな人の話を聞くことができるようになった

 

h)自分がこの問いを立てた理由は、少し前にp4cを初めて行ったばかりで、その時に自分の考えだけではない、他の人意見が一つのテーマからいろんな意見が出たことに驚いたから。今回は2回目ということで、何か変化することはあるのかなと思った。話を聞いて、自分をしっかりもてるようになるとか他の人をうけとめれてるかなと思う。もっとp4cをしていったら、自分はどうなるかワクワクしてる。

 

ihさんの自分をしっかりもてるというように、私はp4cを通して身についたことかなと思う。自分は頭の中でずっとぐるぐる考えていて、言葉にするのが難しいなと思っていた。p4cはずっと頭の中でぐるぐるしていいし、時間をかけていい、全部セーフティで大丈夫というのがとても安心できる。考えがまとまらないうちに他の人の意見に流されるタイプだったが、意見を言っていい、時間かけていいというp4cのセーフティを通して自分を自分で肯定できるようになった。

 

j)私も2回目で、自分変わったかもというところは、自分の気持ちを思った通りに言うためにはどうしたらいいかなと、言葉の持つ意味について深く考えられるようになった。表現について考えると、相手についても考えるようになった。相手の意見を聞いて自分と同じやちがいに気付けて、一つの答えだけでなくて、いっぱい答えがあり、意見を受け入れやすいなと思う。p4cを通して考えを認められる姿勢が身についたと思う。

 

a)みんなのお話を聞いて、皆がこれまでしてきたp4cの対話がすごく良いものだったと感じる。自分の考えに責任を持たなくてもいいと思えるようになったというのはp4cハワイの知的安全性であると思う。
以前私の大学の教授から「インテレクチュアルって何?」って聞かれたことがある。そのときはふわっとしていてあまりうまく言えなかったけれど、哲学対話では、考えが変わりうるということに重要なのかと思う。人格が変わらないということはセーフティによって保障されている。インテレクチュアルには考えが変わりうる、セーフティであるということが哲学的に備わっていて、変わりゆくこと、人の意見を聞いて自分が思うことを言うことが含まれているのかと思う。みんなが思う安心で安全な対話って何だと思う?

 

k)わたしはすでに安心で楽しい対話を経験していると思うけど、何に安心しているのかって思うことがある。私はp4cで自分の話を気軽に言えるところが話せるところかと思う。

 

j)自分が話している時に笑顔で頷かれると聞いてもらえてるなと思う。賛成って後から言われるよりも、話の過程の中で、相槌や頷きがあると安心する。

 

d)対面だと円になることで安心だと感じる。オンラインでも円にはなれないけれど、同じ時間にみんなでセーフティのなかで意見を言い合えること自体が安心する。

 

m)話がまとまらなくてもいいところがp4cのいいところだと思う。例えば他の話し合いでは、絶妙な塩梅で意見を言わなくてはならない。一つは意見を述べないといけなかったり、しゃべりすぎては疎まれたりってなる場合も多いけれど、p4cは自分の気持ちに合わせて自由に話したり、話さなかったりできるのがいいところだと思う。

 

c)バランスを自分でとれるところがいいところ。p4cだと対話の後で、後悔することがあまりない。それってセーフティがあるからだと思う。

振り返り

今日の対話で誰かと繋がりを感じることができたか?  

興味を持って参加できた?

③1月も対話したい?

活動写真

記録者より

一つの問いに決めるというよりも複数がおのおの話し合う対話で面白いと思った。方向性が決まったらそれについて自分の思いを話し合えていて、これこそ安心で楽しい対話なのかと思った、この会を開くのにご協力してただいた方、すべての皆さんに感謝申し上げる。次回も楽しみ。

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